ネンビカ

建物に刻まれるキズも思い出も 両方愛おしく感じられるお家

Nenbika(ネン・ビカ)は、漆喰と木だけでつくる家づくりです。 自然のものに囲まれ、明るく爽やかで、においや肌ざわり、全てが素敵な空間です。 裸足で床を歩いた時の心地よさ、深く深呼吸した時の爽やかな気持ち、休日の朝子供たちが床でゴロゴロしている愛おしい情景。床をじっと眺めている自分に気が付いた瞬間。いろんなところの使い込んだ艶にうれしくなった気持ち。

Nenbikaなら、これは当たり前に起こること。人に一番近いお家だからです。

一本の木から、そのまま切り出される無垢材。その木は同じ場所で何十年もたくましく生きていて、太陽や月や星を眺めていた。小鳥たちと遊びながら。 切り出されたあとも、まるで生きているかのように湿気をすったり出したりしている。私たちの暮らしを、しずかに眺めている。触れると、手のひらにじんわり伝わるあたたかさ。つるつるでもない、ざらざらでもない、そんなところにほっとする。 使っていくうちに味わいが出てくることも歳をとるのもわくないね、なんて思わせてくれる。ひとに近いから、好きなんだな



心地よい家のイメージパース
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 ・壁材
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 ・キッチン 換気
 ・手作り家具  






■床材■

厚み3cmで丈夫『断熱性』『保温性』に優れた人にやさしい床

内観
徳島県産(木頭)の杉材を使います。赤身の芯材が鮮明で、明るく暖かい印象になります。杉特有の「断熱性」や「保湿性」を兼ね備え、冬は暖かく、夏は涼しい環境を作ることができます。柔軟な性質をもつため足あたりがよく、梅雨時期でもさらさらでとても心地よい床材です。また、強度に優れており古くは奈良~平安時代から都で使用されていたといいます。


床材の厚み3cm
横幅は18cmと広く、厚みは3cmもあるのですこぶる丈夫です。長さも4mあり縦方向のジョイントを少なくでき、強度を出せます。長手方向のジョイントは本実加工を施し、写真左がオス、右がメスで双方を組み合わせて施工を進めます。


リボス社製の自然塗料
柔軟な性質をもつ杉材は足あたりが良く床材にピッタリなのですが、無垢材ゆえキズが入ったり汚れやすかったりもします。その弱点を補うのが自然塗料です。使う塗料はドイツのリボス社製の「メルドスハードオイル」2度塗りです。このオイルは、木に深く浸透し中から木を保護し、木の呼吸を損ねることなく木目を鮮やかに出します。さらに撥水性抜群で木を堅くする効果があります。ポイントは、表面を硬くし木の呼吸を止めないこと。自然素材の(無垢)の良さを生かした状態で、汚れ防止とキズ 防止を実現できます。ほぼメンテナンスフリーで、普段のお掃除も掃除機などで一般 的なやり方でOK。もし、キズが入ってしまった場合は、ダメージが浅い場合、スチームアイロンを当てるだけほぼ回復します。これは、一般的なフロアーには無いメリッ トです。(キズの程度、時間の経過で復元具合は異なります)


ほっとするリビングの内観写真
触れるたびに、ほっとするね。 たとえば、あつあつの味噌汁を飲むとき、木のお茶碗だと、手にとっても口を つけても熱くないのはなぜでしょう。木の内部には、ごく小さな孔が無数にあり、 その中には空気が封じ込められています。空気は熱を伝えにくい性質があるので、 味噌汁が多くの空気にふれて飲みやすくなるうえ、陶器や金属の食器に比べて冷めにくいという長所もあります。このような木の断熱性や保温性は、私たちの暮らしのいろんな場面で役に立っています。


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■壁材■

澄んだ空気、冷たくない肌ざわり、人の寿命より長持ちする壁

シーリングファンのある吹き抜け空間
漆喰仕上げ、杉板仕上げを選ぶことが可能です。おススメは、1Fの水廻り以外を漆喰にするプランです。2Fプライベートゾーンは、調湿効果の高い化粧杉板がおススメです。

■漆喰■

漆喰の良さは、あるあらゆる仕上げ材の中で一番光を反射する事。壁に使えば、お部屋がぱっと明るくるなります。表面はマット(艶消し)で落ち着いた雰囲気を醸し出します。また、 調湿、消臭効果に優れ、それは半永久的に持続します。漆喰には目に見えない無数の孔があり、活性炭(消臭剤)によく似た効果を発揮します。これは、漆喰の副産物的な効果であり決して強力な力とは言えませんが、一生涯持続する性質なのでとても良い性質 であると言えます。原料に着色料を一切含まないので、永久的に色あせしません。上手に使えばいつまでも美しい状態を保てます。これほどエコで素晴らしい材料は他にないと言えます。


目立つペンダント照明がある吹き抜け空間

■化粧杉板■

徳島県産の木頭杉を使います。丈夫でとてもしなやかです。サラサラでとても気持ちが良いです。さらに、調湿効果が抜群にあります。梅雨の高湿度時でもべたべたせず。しっかりと調湿効果を発揮し、快適な室内環境を保ちます。私(太田)の自宅にも化粧杉板をふんだんに使 ています。雨で室内干しをした時の話ですが、夜洗濯物をハンガーを使いストリップ 階段の踏み段に引っ掛けて干すと、朝になるとほぼ乾いています。一般的なクロス仕上げでは考えられない効果です。これほど調湿効果が高い材料はほかにないと言えます。


壁材として用いる厚さ12㎜の化粧杉板
化粧杉板は、幅は14.5cm×厚み1.2cm×長さ4mの材料を使います。長手方向の両側が本実加工してあり、(写真は右がオス、左がメス)お互いに組み合わせ、一面の壁を構成していきます。裏側には3本の切れ込みがあり、これは反り止めと言いますい。調湿効果を発揮する時に木が収縮します。その時に割れたり、反ったりするデメリット和らげる役割があります。



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■天井材■

見上げる情緒 趣のある木目

隠れ家的なロフト空間
2F天井は構造材を見せるスタイルで仕上げます。美しい化粧野地を見せる事により屋根裏を有効活用出来たり、高窓(ハイサイドライト)を設ける事が可能となります。 高窓により重力換気(温まった空気が自然に上方向に移動する事を利用した換気)が働き、室内に空気の流れを起こすことが出来、夏の夜には、高窓と中窓を利用した彩 風で快適に就寝する事が可能となります。天井高を出来るだけ低く抑え、吹き抜けでもとても落ち着いた雰囲気に仕上げています。


天井のある心地よいリビングとオープン階段
1F天井は化粧杉板を施工します。壁材同様の板を使いますが、色の明るい木目を選別し天井材として使います。また、2F居室から伝わる音を軽減させる為に、ロックウー ル100mmの防音断熱材を天井内部に設置します。


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■内装建具■

時と共に美化し続ける建具

無垢の建具とシャンデリア照明
ナチュラルな内装に合わせて、無垢の建具をご提案したいます。木の良さである調湿 効果があり、無垢のメリットである耐久も兼ね備えています。一日に何度も開け閉めする建具。やはり耐久性の事を考えると、無垢(正味)の建具に勝るものはございません。


R加工した漆喰壁と無垢の建具
無垢の建具の良さは、自然素材の内装と一緒に、年月ともに経年美化をする事。一般的によく使われる、表面に塩ビシートを使った建具の様に、色あせしたり、シートがめくれる(劣化の)心配はございません。使えば使うほど味が出てきて、経過した年数に応じた良さを楽しめます。


フランス製チェッカーガラス  モダンでスマートなステンドガラスドア
デザイン性にも優れています。フランス生まれのチェッカーガラスをあしらったり、 ステンドグラスでアクセントを付けたり、好みにより思い思いの雰囲気を楽しめるラインナップが揃っています。



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■キッチン■

毎日つかうものだからこそ無垢

ステンレス仕上げの天板が美しいキッチン
自然素材で造られた無垢の流し台です。水廻りに強い無垢の良さを生かした流し台は、自然素材で出来たNenbikaの内装にピッタリです。無垢材が水に強いと言っても、汚れを拭き取りやすくする為には工夫が必要。そこで、扉にはウレタン塗装を施しています。その汚れ防止機能は、油性マジックで書いたいたずら書きでさえ、消しゴム一つで消せるすぐれもの。 ワークトップはステンレス、人工大理石など、好みに応じてチョイスできます。流し台周りの壁はタイル仕上げが基本です。オプションでキッチンパネ ルもチョイス可能です。


造り付けのおしゃれなキッチンカウンター
写真はキッチンカウンター設置例です。カウンターがあればすごく便利です。食事はもちろん、お気に入りの写真を飾ったり、お子様のスタディースペースとして活用してみたり、多目的に使え、おススメのアイテムです。写真右奥(床)の扉付き収納BOXはマルチメディアBOXです。TV分配器、電話配線、インター ネットルーター、などの設備機器をまとめてスッキリ収納。


無垢建具シリーズ

ウォールナット色サンプル  パイン色木目サンプル
ウォールナット        パイン

オーク色木目のサンプル  メイプル色の木目サンプル
オーク          メイプル



流し台と食卓を組み合わせたリビングダイニング
流し台に食卓を直列的に配置した参考例。食事の準備、後片付けは楽になります。見た目にもスッキリと納まるデザインは、ゲストに好印象を与えます。 スペースを有効に活用できるので、おススメです。


半独立タイプのキッチン室
半分独立タイプのキッチンの参考例。完全に個室とせず、一部対面にすることで、家族との距離感を大切にするスタイルです。


パントリーを併設したキッチン
パントリー設置参考例。キッチンサイドにパントリー(食品庫)を設置すれば 収納が楽になります。また、勝手口も併設すればさらに便利に。



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■手作り家具■

家と同じ時を刻める家具

リビングにある手作りテレビボードと食卓
家具もご依頼頂ければ、建物と同じ素材を使い手作りさせて頂きます。手づくりするメリットは、好みに合わせて、ちょうど良い大きさに出来る事と、使う材料が内装材と同じ素材で造れる事。年月経て建物と同じ経年美化する家具は正に宝物。なにより建物をデザインした当社が造るのだから、家具のデザインがお家にピッタリです。プランの段階から、家具と建物を一元的にした空間の演出が可能となり、これは当社の一番の 特徴だと言えます。(家具と建物の融合で、木の家コンクールにて知事賞に輝きました。)


洗面台はジャストサイズの手作り品
ジャストサイズの鏡、ちょっとした棚、木でできたタオル掛け、好みの幅のカウ ンター、それらは世界にたった一つだけのオリジナル。既製品にはまねのできないクオリティーの高さと、室内の雰囲気との融合が、さらに建物の価値を高めます。


Ota建築設計の焼き印のロゴマーク
愛情を込めて作り上げた家具一つ一つに、当社のロゴマークが刻まれます。それは、デザインから制作まで一貫し当社が手掛けた自信と誇りの証。焼き印のロゴマークといっしょに手づくり家具が家族の時間をそっと見守ります。


完全オーダー品の手作り食器棚
手づくり家具で一番リクエストが多いのは、カップボードです。奥様が沢山の時間を過ごすキッチンスペース。その限られたスペース有効活用する為には、無駄を極力無くすのはもちろんの事、ゴミ箱、食器棚、米櫃など、その一つ一つの微妙な大きさに合わせた、絶妙なサイズのカップボード。建物の雰囲気を壊さないどころか、むしろ建物の価値を高めるその家具は、当社の手作り家具以外ございません。


家具を作成している風景
家具づくりスタートは、イメージをお伺いする事から始まります。図面を作成し、棚の数、高さ、広さ、を好みの形に近付けて、再度図面をご確認頂き、OKでしたら作成開始いたします。だから 、一つとして同じものはございません。それが、使い易さにつながる一番の要素です。たとえそれが手間暇かかっても、こだわり切るだけの価値は十分にある。そう思って沢山の家具を造り続けています。



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■ロフト■

冒険心くすぐり、住む喜びを味わえるロフト

子供の遊び場ともなるロフト空間
小屋裏を吹き抜けにすることで、スペース有効活用できます。その代表格がロフトです。ロフトは、遊び心をくすぐる事から、供部屋などにピッタリなスタイルです。床の高さを低く抑え、使い易さにも一工夫。ちょっとした収納に活用したり、ハイサイド窓を取ることで、夏場の換気にはすごく重宝します。


ロフトで遊ぶ子供たち
床の高さを抑える事で(部屋床らかロフト床まで)、安全面の重視と、気軽に活用できる工夫をしています。ロフトから隣の部屋へつながる出入り口(ロフトをつなげる場合)、または、屋根裏への点検口なども取り付けが可能です。


ロフトに設置された内小窓
ハイサイド窓と内窓の設置例です。夏場の換気にはとても有効です。ハイサイドの小さな窓から落ちる光はとても優しく、お部屋の雰囲気をとても良くしてくれます。また、下から見上げて見える内窓は、大人の遊び心をくすぐります。


山小屋風の隠れ家にもなるロフト空間
ロフトの天井高は1m40cm以内で仕上げます。それ以上の高さになると3階とみなされ固定資産税にロフトの床面積を反映されてしまいます。建物内での有効活用できる床の面積を増してくれるロフト、かと言っても税金が掛からないので、上手く活用すればエコな家づくりを可能にしてくれます。



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■窓■

機能とデザインの調和が生み出す快適な暮らし。

窓からそそぎこむ心地よい日差し
住宅で最も熱が出入りが激しいのは、窓などの開口部。だから、窓に高断熱のサッシを使えば、もっと部屋は快適なり、省エネになると考えます。2020年にすべての新築住宅に“省エネ”が義務化されることもあり、より一層断熱性の高い窓採用する事は、時の流れに素直な考えかただと言えます。しかし、断熱性だけではダメです。家は今も昔も人生の大きな買い物、そして大きな「夢」です。機能ばかりが優れていても、デザイン性が伴わなければ良い窓だとは言えません。断熱性とデザイン性、そのどちらも極限まで追求したものを採用してい ます


アルミと樹脂のハイブリッド構造窓

■サッシサーモスⅡ-H

LIXILが製品化しているアルミと樹脂の複合サッシサーモスⅡ-H 熱還流率平均で2.33W/(㎡・K)をたたき出し、ZEHの外皮平均熱貫流率(Ua値)の向上に大きく貢献を果たしています。屋内のデザインは樹脂を使い、バリエーション豊な色で、デザイン性も高めています。


より断熱性に優れた樹脂窓

■APW330

YKKが製品化している樹脂窓APW330 熱還流率を1.67W/(㎡・K)をたたき出している。オール樹脂という事で断熱性能はアルミと比較して、くらべものにならない程向上している。ただ、屋外に樹脂を使う事に抵抗を感じるお客様がいらっしゃるの事も事実で、そのポイントが選ぶ時の要素になっている。海外では樹脂窓がオーソドックスな窓で、アルミ複合窓に無い、樹脂窓のすぐれた断熱性能は、海外での実績も合わせて考慮すれば、活用するに値すると思います。



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■屋根■

素焼き風瓦・日本瓦・ガルバリウム鋼板噴きの3つのタイプ

南欧風の瓦葺き屋根の施工風景

■南欧風瓦葺き屋根

南欧風素焼き瓦のKAPALAS(カパラス)カラーバリエーション豊で、建物の個性を引き出す事が出来ます。


欧風素焼き瓦の屋根一覧表



日本瓦葺き屋根の施工風景

■日本瓦葺き屋根

屋根材の中で一番歴史が深く、品質耐久性メンテナンス性どれをとっても一番信頼できる屋根材です。年月を経てもデザインが変わることなく、JIS規格(日本工業規格)では6種類定義され、その規格であれば、もし数十年後に割れた瓦があったとしても、新しく差し替えが可能です。


ガルバリウム鋼板屋根に搭載された太陽光

■ガルバリウム鋼板葺き屋根

軽量で施工性に優れ、耐久性が高い事から、ここ数年需要を伸ばしているのがガルバリウム鋼噴きです。 素材の特性上非常に軽いのが特徴で、地震対策で一番に候補に上がるのがこの屋根材です。素地はアルミニウム +亜鉛+珪素の合金で、非常に高い防食性があります。表面は装飾性を出すために塗装されています。また、太陽光発電システム併用するケースが多く、少しでも屋根を軽くしたい場合、このガルバリウム鋼板は一番相 性が良と言えます。軽くて丈夫、コストパフォーマンスも最適な3拍子揃った屋根材と言えます。 カラーバリエーションも豊で、個性豊かな屋根を表現できます。



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ネンビカ

■外壁材■

ナチュラルな無垢材&防火サイディングで好みの外観に

焼杉外壁を施工したお家の外観風景

■焼杉外壁

無垢の杉材の表面を火であぶり、表面に炭素層を造り耐久性をUPさせたのが、焼杉外壁です。シックで落ち着いた外観が人気があり、正味の材料だからこその深い味わいを楽しめます。また、長年使い続ける事による経年変化も楽しめます。メンテナンスは主に表面の耐水塗装です。無塗装でも耐久性はありますが、触ると表面の煤(すす)が黒く付着してしまいます。防腐処理を兼ねた塗装をおすす致します。


焼杉板と黄金色をした真鍮釘
焼杉壁の固定には、真鍮釘を使います。最初は艶のある黄金色をしていますが、年月を経て茶黒く変色します。まっすぐに横一列に並ぶ真鍮釘は、ナチュラルな自然素材に一定の緊張感を与え、その規則正しい真鍮釘の列が、見る人に心地よいリズムを感じさせます。


防火サイディング仕上げのお家

■防火サイディング仕上げ

一般的に外壁素材といえば、この防火サイディングの事を指します。多種多様な品ぞろえがあり、 建物の用途を問わず、どの様なスタイルにも対応できるメリットがあります。防火性はメーカー指定の施工方法をとれば、どの地域(用途地域指定)でも施工が可能です。メンテナンスは、およそ10年単位でコーキングの打ち変え、必要に応じて外壁塗装が必要です。



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ネンビカ


■換気システム■

熱交換型と自然吸排気を選べる換気システム

熱交換型第一種換気システムの施工中写真

■熱交換型第一種換気システム

建物内の温度を換気によって、屋外の温度に左右されにくくする換気システムの事。例えば真にエアコンで暖められた室内に、屋外の新鮮な(冷えた)空気を取り込んだ場合、 室内温度は急激に下がります。まるで暖房と冷房を同時に使うのと同じ現象です。特に夏と冬では、この様なありえない矛盾が、当たり前に起こってしまいます。これでは冷暖房費の無駄使いです。 熱交換型は、排出する空気の熱で、取り込んだ新鮮な空気を暖めて(熱のバトン タッチ)、やさしい温度なったところで取り込むシステムです。


熱交換型第一種換気システムの写真
新鮮な空気をダクトを通して直接各部屋に配ります。


熱交換気システムのしくみ図
排気の際に空気と一緒に捨てていた熱を回収し、室内に戻します。熱回収により空調負荷を軽減でき、冷暖房コストを抑えます。また、 冬期では冷たい外気を熱交換で暖めて給気するので、冷気が侵入する不快感を和らげます。


自然換気システムの給気口

■自然換気システム

オーソドックスな24時間換気システムです。各部屋の壁に給気口を取り付け( 上の写真赤丸)、トイレ、脱衣室などから汚れた空気を排出するシステムです。コストパフォーマンスに優れ、取り付けも簡単です。しかし、屋外の冷気、熱気が新鮮な空気と一緒に、室内に取り込まれる為、室内の快適性にデメリットが生じると言われています。特に夏場、冬場には、顕著にその影響が出やすいです。



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